2012-12-12

カリフォルニアの自動車運転免許を取ろう(実技試験編その2)

車をパーキングから実技試験用の待機レーンがあるので、そこまで乗って行きます。そこに数台待っているので、後ろに付きます。こんな感じ。
試験官が来るまで助手席に乗って話していました。ここで20分ほど待たされ、いよいよパッと見怖そうな女性試験官が来ました。私は降りて、外から見守りました。こんな感じ。
向こう側にカウボーイみたいな人がいますが試験官です。
試験前のチェックが終わったら出発して行きました。

奥さんに付き添って来てるメキシカンに声をかけられて、ちょっと話して、私も主人の次にテスト受けるんだと話したら「Good luck!」と言ってくれました。

主人は無事に戻ってきました。「合格したで!」とのこと。「やった~!おめでとう♪」と喜んだのもつかの間、主人は手続きに行き、私はまた待機レーンに車を移動しなければならないので、試験モードに切り替えです。

ここでもしばらく待たされて、手続きを終えた主人が助手席に来て話してました。いや~、主人が受かってくれたので、だいぶん気が楽になりました。主人さえ免許を持っていれば私が落ち続けても問題ないだろうと思ったので(笑)。

そして女性の試験官がやってきました。左の窓を開けてまずは車のチェックです。前後の左右ウインカー、ブレーキランプがつくかの確認です。前に立って、後ろに立って下記のように言われました。

・turn signal, "right", "left"
・Brake

と言われました。
その後試験官が助手席に乗ってきて「arm signal」と言われるので左手を窓の外に出し、

・turn right「左手を90度に上に曲げる」
・turn left「左手を水平に伸ばす」
・stop「左手を90度下に曲げる」

をした後、車の中のチェックです。

・light(ライト)
・horn(クラクション)
・wiper(ワイパー)
・emergency lamp(ハザードランプ)
・emergency brake(サイドブレーキ)
・defroster(曇り止め)

と言われたら指をさしたり操作しなければなりません。
日本人が「知らない」と口を揃えて言うのは「defroster」です。私も渡米直後に聞いてたからよかったけど、知らなければパニックです。電子レンジにも「defrost」というボタンがあります。この話を聞いた後だったので取説も読まずきっと生もの解凍だろうと思ってやったら合ってました。

書類にサインして出発です。
出発の前に「英語が得意じゃないのでゆっくりお話ししていただけますか?」って言ったら「私はゆっくり話してるけど~」と言われました(汗)。「右、もしくは左に曲がって、車線変更して、としか言わないから」と。ですよね~えへへ、とニコッと笑っておいた。

DMVを出てすぐ左折し、すぐ右折してまたさらに住宅街を右折、左折と繰り返したところで「そこに停めて」と言われます。右のウィンカーをつけるのを忘れずに、サイドミラーを見てオーバーアクションで肩越しを確認し、ゆーっくり停めます。何度練習してもうまく停められなかったのでさすがに緊張しましたが成功。そして、停止したらウィンカーを消すのを忘れずに。その後「バックして」と言われます。ゆーっくりと後ろとサイドミラーを確認しつつ下がります。10mくらい下がったでしょうか。(主人はコースも違い、一瞬で終わったと言ってました)「OK、じゃ出発して」と言われるので、左ウィンカーをつけ、大げさに目視し、出発。

何度か左折右折を繰り返し、大通へ出ます。そこで恐怖の車線変更です。「左のレーンまで車線変更して」と言われます。幸い後ろに車がいなかったのでスイスイ出来ちゃいました。そしてまた住宅街に入り、右折左折を繰り返し、大通に出て、最後の車線変更です。今度は「一番右のレーンまで車線変更して」と言われます。これまた幸いにも車がなくて余裕でした。

DMVに戻って指定された場所に駐車します。試験は以上終了。
そしてすぐ合否が言い渡されます。「You pass the test」みたいなことを言われたような。言われる前に用紙をチラ見したらエラーの数が「5」だったのでもしかして合格?と思ったのですが、本当に合格でした!試験は15ポイントまでのマイナスであれば合格です。

わーいノ(´∀`)ノと両手をあげて喜んだらスルーされました(笑)。
もらった用紙がこれ。

主人は色々注意点を話してもらったそうですが、私は何も言われませんでした。言っても英語が通じないだろうと思われたから??スピードとターンのところにチェックが入っていたのですが、多分出すべきスピードに達していなかったのと、ターンの時の目視不十分だったのかなーと。

指定された窓口に行き、紙の免許を発行してもらい終了です。免許証は1ヶ月くらいで発送すると言われました。主人は最大60日はかかると言われたそうですが、この係によって言うことが違うのは何なんでしょうね、まったく。

ターンの時はとにかく「私、めちゃくちゃ確認してます!」ってくらいのオーバーアクションで肩越しに確認。車線変更の時もしっかり肩越しに確認。信号のない交差点でも優先順位を見てしっかり乗り出す感じで左右を確認。は大事だと思いました。

実技試験に向けて参考にしたYoutubeがあります。

http://www.youtube.com/playlist?list=PL297E87DA9A1025B2

教習所のお世話になった先生にテキストメッセージで夫婦共に合格したことを報告しました。いや、ほんと先生にお世話になってよかったです。結構厳しい感じで(全然怖くはないです)「これをしたらもうアウトです!」とかバンバン言われたおかげで、かなりしっかり運転するということが身に付きました。

お世話になった教習所はこちら。

H&K Driving School
http://www.handkdrivingschool.com/#home

あー、これで渡米後の当面の目標が達成されました!
カリフォルニアのIDを取得できた、ということで、ようやく「何かしよう!」という気持ちになれそうです。そろそろ引きこもりの生活ともおさらばしなければ、と思います。

これからも、あのカルテクのパーキングでドキドキしながら初めて運転した気持ちを忘れないよう安全運転を心掛けて行きます。

6 件のコメント:

  1. つくレポをありがとうございました。プロフィールから勝手にブログにお邪魔させていただいています。ご主人様は研究者でいらっしゃるんですね。もし何かお役に立てることなどございましたらご連絡ください。私も出身は京都です。京都弁でお話いたしましょう!急に寒くなりましたね、お風邪など召されませぬ様。

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    1. >flouribundaさん、コメントありがとうございます。
       はい、主人はCaltechで研究しております。
       京都のご出身なんですね。ぜひ京都弁トークしたいです(^^)
       こちらに来てちょうど2ヶ月経ちましたが、まだまだわからないことだらけです。
       コメントをいただき心強いです。何かありましたらご連絡させていただきます。
       よろしくお願いします!

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  2. 合格おめでとうー。英語で試験受けるなんてすごいね。私も教習所に行ってたとき、ちょっとオーバーアクションで目視とかしてたのを思い出した(^_^;)

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    1. >kayoさん、ありがとう!英語とはいえ、指示は「Next, turn right」とか
       「Change the lane to left」とか、わかりやすかったわ。教習の先生には
       とりあえずオーバーアクションでと言われていたので、頑張った(笑)。

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  3. Minaさん情報ありがとう、とっても助かりました。いまさらですが免許取れました。Minaさんに情報をもらってから3ヶ月、やっと重い腰を上げて試験受けました。試験官は見かけた4人の中で「この人だけは嫌だね!」と話していた人。前の受験者を5分足らずで落とし、残念なことに私の担当に...。落とす事しか頭になかったのか、最後の最後(DMVに戻る大通りに出る手前)まで、プルオーバーとバックの指示もなかったです(笑)ともあれ、コレで夏休み気分に浸れそうです。ESLのToyonより。

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    1. >Toyonさん、
       おめでとうございます~(^^)そういえばまだ取得してなかったんですね。
       グレンデールで受けたんですか?だったらプルオーバー&バックは早い
       段階で指示が来るはずなのに、ほんとイヤ~な試験官だったんですね。
       でも合格を出さざるを(笑)得ないくらい完璧な運転だったんですね!
       自分の合否が試験官によるのも何だかなぁって感じだけど、ともあれ
       本当によかったです♪

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