まさかのThe Queen Mary見学@Long Beach

もうかれこれ1ヶ月ほど前の話になってしまうのですが、一時帰国からPasadenaに戻ってきて久しぶりに、観光らしい観光に出かけました。行先はLong Beach。海といえば私たちはSanta Monicaに何度も行っているのですが、他のビーチは初めてでした。友人のブログで得た情報で、水族館に行ってみたいなぁと思っていました。

アパートからは車で40分ほど。お昼前に出たのですが、特に渋滞もなくスムーズに到着することができました。どこに到着したかというと、目的地の水族館ではなく「The Queen Mary」という客船に。何で～！！というのも、フリーウェイを降りて、あとほんの少し直進しなければいけなかったところを、間違えて右折してしまいそれがもう「さよなら水族館、ようこそThe Queen Mary」への道でした。

引き返すことは許されず、入場するか、駐車場代を払ってすぐ出るか、の二択でした。何もしないで駐車場代を払うのもバカバカしいね…じゃぁ入ってみるか、ってことで予定変更しました。

チケットはひとり25ドルほどします。水族館とセットにすると42ドル。結構高い…。今回は船だけのを購入。船の横には、旧ソ連の原子力潜水艦「Scorpion」がプカリと浮いていました。

ここはホテルにもなっていて、客室の中は見ることはできませんでしたが、客室フロアを歩いていたら、豪華な雰囲気で楽しかったです。

まずはお昼の時間だったので、レストランに入ってランチ。無難にハンバーガーを頼みました。いたって普通なお味。

ランチの後は、船内のスタバでコーヒーを買って、甲板で1時間半ほどのんびり。ちなみにここのスタバはスタバ色をほとんど出してなくて、メニューも限られており、いつものスタバカードも使うことができませんでした。

その後は船内散策。The Queen Maryの歴史を感じる展示や船の施設を興味深く見学しました。長い船旅に利用される船なので、隔離病室みたいなところがあってちょっぴり怖かったです。

船の先頭でお決まりのタイタニックごっこをするカップルや、船内で結婚式を挙げているカップルもいました。操縦室はブリッジと呼ばれているそうですが、この部屋と上にある見張りスペースみたいなのを見たら、映画「タイタニック」で船員氷山を見つけた時のシーンを思い出しました。

何だかんだと4時間ほどはのんびりと過ごしていたでしょうか。帰りに少しだけ海沿いをドライブしました。日の入りまではもうちょっと時間がかかりそうでした。シーズンも終わってビーチは閑散としていましたが、とてもいい眺めでした。

間違いから始まった観光でしたが、思いの外のんびりと過ごすことができたし、結果オーライということでよかったです。船内のホテルに泊まると夜のイベントとか楽しそうなので、1度こういう経験も楽しそうだなと思いました。ちなみに、普通に外洋に出る船はNGです。船酔い間違いなしです。こうやって停泊している船に限ります。